2011年2月8日火曜日

物件探し その3

まず最初に見たのは、成田から少し南に下った、250坪ほどの敷地に母屋、倉庫、離れが付いた築年数不明の古い民家。
写真でみる限りでは結構趣のある、なかなか良い感じの母屋で、価格も500万円代だったので内見してみることにしました。
  
実際行ってみると、その物件は、夏の強い日差しに緑が眩しいだだっ広〜い田んぼの風景の中にある、静かで小さな農村の集落の中にありました。
一歩足を踏み入れた感想は、「荒れているなぁ」でした。敷地内には雑草が伸び、離れと倉庫はボロボロで、「こりゃぁ解体した方がいいな」という感じ。
母屋に入ると、なんだかやたらと空気が重い。家具や仏壇などもそのままにしてあり、まだ人が住んでいるよう。そして天井近くの壁の上には亡くなった方々の写真が多数。。。聞けばそこにはおばあさんが一人で暮らしていてつい最近亡くなったとのこと。ご家族は遠方のため、維持していけず売りに出されたのだとか。
 
しかし、縁側の奥に簡易ベッドがカバーのついたまま置いてあったりで、「きっとここで寝ていたんだろうな」と想像すると、あまり気色の良いものではありません。
不動産屋の方曰く、「古いけどこの建物はしっかりしてるので、リフォームしたら見違えるように綺麗になりますよ!」と。
しかし、いくら綺麗になっても、「ここに仏壇があったな」とか、「ここにあのベッドが置いてあったよな」とか、思い出してしまいそうで、しかも、目には見えないけど絶対まだおばあさんが住んでるようなあの感じ!ちょっと正直その場で引いてしまいました。
 
これだとリフォーム代もいくらかかるかわからないし、田舎暮らし古民家物件初の内見は、少々勢いを削がれた感じで幕を閉じました。

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