私の職場や東京に出て行くアクセスは割と良いかも、という事が判ってからは更に次第にこの物件に心が傾く我々でしたが、家を買うとなると一大事。初めてのど田舎暮らしだし、やはりもう少しその土地のことを詳しく調べたり、生活上の不便はないかどうかチェックしたりした方が良いのでは、ということになり、もう一度横浜から茨城まで三時間程かけて、今度は周辺の環境を主に調べる目的で出向いて行ったのが、8月半ば過ぎだったででょうか。
一応物件に向かう事を不動産屋さんに断りを入れ、いざ、再び北浦湖畔へ。
確かここを曲がったよね、と、見覚えのある静かな民家の集落を入って行くと、一ヶ月前に見たあの落ち着いた物件が、一ヶ月前と変わらぬ姿で(当たり前ですが)たたずんでおりました。
ただ違ったのは、そこにその当時まだ所有者であった売り主さんが、週末にお家の手入れに東京から来てお庭の草刈りなどをやっていらした事。偶然にも、売り主さんに遭遇してしまったのでした。
一瞬躊躇した私達でしたが、家の近くに車を止め、一ヶ月前に物件を見せていただいてすごく気に入ってしまった事、不動産会社に連絡して、物件周辺をもう一度見に来らせていただいた事、田舎暮らしは初めてなので、この周辺のことももう少しリサーチしたいと思い再び足をのばしたこと、などを丁寧にお伝えすると、意外にも気さくに「じゃあ中に車止めて良いですよ」と言って、その後敷地内を案内しても下さいました。
家回りをぐるりと案内してくださり、庭に植えてある木々の種類やら、裏山に登って北浦の景色を見せてくださったり、一番近いスーパーやら病院やらの情報を教えて下さいました。
また、定年後は定住するつもりだったのが、高齢の親の介護が急に必要になり、手放す事にしたのだと言う事もおっしゃっていました。
一瞬ちょっと気難しい感じの方かと思いましたが割と気さくにあちこちを案内してくださり、話をして行くとどうも売り主さん、お酒がお好きなようで、その点私ら夫婦と共通点があり(笑)、なんとなく安心感みたいなものを感じてしまいました。
小一時間話をしたでしょうか、その後丁寧にお礼を述べ、お暇した後は、教えたもらったスーパーに立ち寄ってみました。
そこは結構大きなスーパーで、隣に百均やクリーニング屋、花屋、マック、銀行ATMなどがあり、向かいにはホームセンター、ガソリンスタンド、大きなドラッグストアがあって、日常の買い物には全く問題ない、と思いました。
病院も物件から10分くらいのところに大きくて綺麗な総合病院が出来ているらしいので、それも心配なさそうだと思いました。
交通手段の次に心配だった日常生活の不便さ、は、これで少し解消されたのでした。