2012年1月11日水曜日

物件探し その11

不動産会社の担当者を介して、10年前にリフォームの施工を請け負ったという会社の社長さんに会いに3度目の茨城古民家風物件に到着したのは、晩夏の夕暮れ時でした。
 
60歳位のその社長さんは、当時の写真を見せてくれたり、丁寧に家の内外を案内してくれながらこちらの質問にも答えてくれました。
家の中で梁や柱、壁、床、天井などにふんだんに使われている天然木材の事や、和室の畳の下や縁側の床下に使われている木の素材の事、瓦屋根の素材やその造りのこと、当時の害虫駆除の事、など等、詳しく説明してくれました。
 
この社長さん、自社で木材を豊富にお持ちらしく、しかも木材オタク、というか、とにかく「木の事が大好き!」って感じの方でした。
縁側の一部だけが、昔の縁側を綺麗に洗って塗りなおしただけで、上から見ると板と板の間に数ミリの隙間が空いていて下の地面が見える箇所も!なんでもここは古い高級な木材を使ってあるので残し、昔の風情を楽しみたい、という思いでそうされたらしいのです。
で、「こういうの、『遊び心』ってやつですかね?」とにんまり笑う姿が印象的でしたが、、、冬はすきま風が入るだろうし、夏は虫なんかも、、、と思うと、「ここはリフォームだな」と密かに心の中で思っていた私でした。
 
しかし細かく話を聞くうちに、「築年数古いけど、結構大丈夫そうだな」と、少し安心感が湧いて来、ついに、この物件を買いたいと思います、とその場で伝えることになったのでした。
 
そして、これを機会に、物件を買いたいという正式な意思表示を提出し、その際に売り主さん側に価格交渉をお願いするという、購入に向けてのステップへととうとう進んで行くこととなるのでした。

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